dmarcianユーザーはCSVでDetail Viewerのデータをエクスポートすることができます。この場合、CSVには以下のカラムが含まれます。
- ヘッダーフロム
- IP
- PTR
- CC
- カウント
- ポリシー適用
- 上書き理由
- DKIM_アライメント
- DKIM_結果
- DKIM_ドメイン
- SPF_アライメント
- SPF_結果
- SPF_ドメイン
各欄の説明は以下の通り。
ヘッダー
Header-From列には、データ行の「DMARCドメイン」が含まれる。 DMARCドメインとは、メールのFrom: ヘッダーに記載されているドメインのことです。 DMARCの仕組みについては、ウォークスルーを公開しています。
IP
IPは、その行で表されるメールの送信元のインターネットプロトコルアドレス]に対応する。 このIPアドレスは、DMARC対応メール受信者にメールを送信した(または送信しようとした)責任があります。 電子メールがどのようにインターネット上を流れるかについては、次のチュートリアルを参照してください。
PTR
PTRは、行で表される電子メールの送信元サーバーのホスト名を表します。dmarcianは、IPアドレスのPTRルックアップ(逆DNSルックアップとしても知られています)を実行することにより、この情報を追加します(上記参照)。
CC
CCは、その行で表される電子メールを担当するサーバーがある国の国コードです。 CCはdmarcianによって追加され、信頼できますが、常に完璧に正確というわけではありません。
カウント
Countには、DMARC対応受信機が受信したメールのうち、データ行に一致するものの総数が含まれます。
ポリシー適用
Policy-appliedは、データの行で表される電子メールに適用されたDMARCポリシー(もしあれば)を記述します。(メールがDMARCに準拠していると判断されたため)ポリシーが適用されなかった場合は “None”、そうでない場合は “quarantine “または “reject “が表示されます。
オーバーライド理由
DMARC対応メール受信者は、メールが例外的な状況により到着したと判断した場合、ドメインのパブリックDMARCポリシーを適用しないことを選択することができます。例外はまれであり、存在する場合はこのコラムで説明します。
DKIM_アライメント
DMARCはDKIMを使ってメールの正当性を判断します。電子メールの一部が有効なDKIM-Signatureを含み、Header-Fromに関連する場合(上記参照)、その電子メールはDMARCに準拠しているとみなされる。DKIM-Signatureが存在しない場合、またはDKIM-SignatureがHeader-Fromのドメイン以外を参照している場合、そのDKIM-SignatureはDMARC準拠とは無関係である。
DKIM_結果
DKIM-Signatureの処理結果は、DMARCコンプライアンスとの関連性にかかわらず、この欄に記載されています。 DKIMの仕組みの詳細については、DKIMのチュートリアルをご覧ください。
DKIM_ドメイン
DKIM-Signatureのドメイン。
SPF_アライメント
DMARCはSPFを使ってメールの正当性を判断します。 SPFが存在し、SPFによってチェックされたドメインがHeader-Fromに関連する場合(上記参照)、そのメールはDMARCに準拠しているとみなされる。 SPF が存在しない場合、または SPF によってチェックされたドメインが Header-From 以外のドメインを参照している場合、SPF のチェック結果は DMARC 準拠とは関係ない。
SPF_結果
DMARCコンプライアンスとの関連性にかかわらず、SPFの処理結果はこの欄に記載されています。 SPFの仕組みについては、SPFのチュートリアルをご覧ください。
SPF_ドメイン
SPFがチェックしたドメイン。SPFはエンベロープアドレス(バウンスアドレスとも呼ばれる)のドメインをチェックします。
私たちがお手伝いします
Brandkeeperでは、メールセキュリティの専門家チームによるDMARCの導入から運用サポート及びコンサルテーション行っています。一旦はDMARCの導入をやってみたが運用を断念したお客様、または、導入時点でいくつものハードルであきらめた企業様...のサポートを行っています。
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