DMARCレポーター、つまり集計レポートやフォレンジックレポートを作成・送信するサードパーティから、歓迎すべき新たなトレンドが生まれている。
歴史的に、最大のメールリポーターの1つであるYahooは、提供するDMARC XMLデータにDKIMセレクタを含めていませんでした。DKIMセレクタは、メールストリーム、送信パターン、真の送信元を識別しようとするときに重要なデータポイントを表します。特に、DKIMセレクタを使うことは、転送されたメールを直接受信者宛のメールから分類しようとするときに有用である。多くの人が気づいているように、p=rejectへの道は困難であり、あらゆるデータポイントが貴重です。
なぜ重要なのか
2021年4月、ヤフーは報告者名をヤフー社からベライゾン・メディア社に変更した(ベライゾン・メディア社は2016年にヤフーを買収)。その1ヵ月後の2021年5月、DKIMセレクタがXMLレポートに含まれるようになりました。われわれは、この改善に対して脱帽し、公に感謝の意を表したい。
dmarcianのお客様や見込み客の皆様には、以下のようなメリットがあります。
- 詳細ビューア」で返されるデータセットはより完全で、曖昧さや推測の余地が少なくなっています。
- グーグル、ベライゾン、その他の大規模なレポーターから提供されるデータ配列が同一になったため、詳細ビューアに表示できるデータ行数が少なくなりました。以前は、Verizon(当時はYahoo, Inc.)がユニークであったため、別々の行で配信していました。これにより、Detail Viewerをより合理的に利用できるようになりました。
- 大規模なレポーターからより確実にDKIMセレクタを取得することで、顧客やパートナーのDMARCエクスペリエンスを向上させる追加の分類ルール/ロジックを考案することができます。ご期待ください!
DKIMレコードを検査・検証するには、無料のDKIMインスペクターにアクセスしてください。DKIMセレクタとその設定方法についてご質問がある場合は、お知らせください。
私たちがお手伝いします
Brandkeeperでは、メールセキュリティの専門家チームによるDMARCの導入から運用サポート及びコンサルテーション行っています。一旦はDMARCの導入をやってみたが運用を断念したお客様、または、導入時点でいくつものハードルであきらめた企業様のサポートも行っています。
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