多くの企業がMicrosoft 365やExchange Onlineを利用してクラウドに移行していますが、オンプレミスでMicrosoft Exchange Serverを運用している企業もまだ多く見受けられます。この記事では、Microsoft Exchange ServerにDKIMとDMARCを実装する方法について説明します。
ここ数年、さまざまなプラットフォームでDMARCとDKIMの実装が増えています。残念ながら、Microsoft ExchangeではDKIMとDMARCをすぐにサポートすることはできませんが、サードパーティのソリューションがあります。
選択肢は2種類ある。
- 電子メールのフィルタリング/認証の責任を負う仮想アプライアンスを介して、Microsoft Exchangeの前にソリューションを展開する。
- Microsoft Exchange Serverに直接プラグインを実装し、不足している機能を導入する。
注:dmarcianはこれらのソリューションと提携していませんので、適宜選択してください。これまでに遭遇した経験に基づき、以下のプラグインはオンプレミスのMicrosoft Exchange ServerにDKIMおよび/またはDMARCを導入します。
- EmailArchitect – Exchange Server および IIS SMTP サービス用 DKIM
- 当社の導入専門家は、EmailArchitects の DKIM for Exchange Server and IIS SMTP Service をよく推奨しています。
- Netal – DkimX
- 送信メッセージのDKIM署名とSPF、DKIM、DMARCを使用した受信メッセージの検証をサポートするMS Exchange Server 2013/2016/2019用アドオンです。
- Exchange DKIM Signer (GNU Lesser General Public License)
- Microsoft Exchange Server用DKIM署名エージェント
プラグインまたは仮想アプライアンスのどちらを選択するかにかかわらず、オンプレミスの Microsoft Exchange サーバーに DKIM と DMARC を実装する際のヒントが得られることを願っています。DMARC および DKIM レコードを支援するその他のリソースは以下のとおりです。
私たちがお手伝いします
Brandkeeperでは、メールセキュリティの専門家チームによるDMARCの導入から運用サポート及びコンサルテーション行っています。一旦はDMARCの導入をやってみたが運用を断念したお客様、または、導入時点でいくつものハードルであきらめた企業様のサポートも行っています。
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出典元
How to implement DKIM and/or DMARC on Microsoft Exchange Server